8月15日の出来事
前日に東京の渋谷区ででヘアサロンを経営している中学の同級生のKが四万十市に帰省してると知人が知らせてくれて連絡すると、翌朝Kが家の近くに訪ねて来てくれた。
これから店のスタッフも東京からやって来て今夜は四万十川の河原でキャンプをするから一緒に飲もうぜ!と言われたので夕方から行く事にした。
何回かお店に行ってるのでスタッフも全員知ってるし、突然のキャンプだけどこれは面白くなりそうだ。
子供もいるとの事なので、家にあるテナガエビを捕まえる網と銛と水中メガネをバイクに積んで四万十川の河口から3本目の沈下橋の近くの河原へGO。
河原には東京から着いたばかりのスタッフのみんなや、Kの親戚縁者がたくさん集まっていた。
早速子供たちに網を渡すと喜んで魚を捕まえていた。
俺は銛でテナガエビを捕まえようと川に入ったのだが、全く姿が見えない。ちなみに銛はこれ↓
地元の子供たちの間では”ぷっしゅり”と呼ばれている。
来ていた親戚のおじさんがリアル川漁師で、川の向こう岸の方じゃないとテナガエビはいないと言っていたので向こうに渡ろうと思って川を横切ろうとしたら、結構深くなっていったのであっさりと渡るのを断念。河口から20kmの所だが四万十川の川幅は広い。それに川は海と違って浮力が無いので無理はしない。
沈下橋の橋桁の回りの石を剥いで何とか見つけて3匹ほど捕獲に成功、元地元民の面目を保てたぜ。
その後は川漁師のおじさんが”ころばし漁”で捕ったうなぎやテナガエビを炭火で焼いてご馳走になった。おじさんありがとうございます。ちなみに”ころばし”とはこのようなものだ↓
一度入ったら出られない仕掛けになってる。
それからKのお母さんが色々なご馳走をこれでもか!と持って来てくれていたので、ひたすら飲んで食って楽しいひと時だった。お母さんありがとうございます。その中でも地元で”にな”と呼ばれる貝がとても美味くて懐かしかったなぁ。
盛り上がって来たところで、Kのお店が今年で15周年という事でお客さんのお祝いメッセージのビデオを放映して、みんなが感動している所で突然打ち上げ花火が…
スタッフの粋な演出にまたまた感動。何て素晴らしいんだ君達は。
夜も更けて親戚の皆さんは家に帰り、女性陣は街のスーパー銭湯に行き、残った男たちで焚き火を囲んで音楽を聴きながら酒を飲んだ。とてもいい雰囲気だった。
Kはアウトドアの達人で、翌朝も1人で火を起こして湯を沸かし豆を挽いてコーヒーを淹れてくれた。その一連の動作に無駄がない。髪を切って貰う時もそうだった。一つの道を極めた者は何をやっても凄いのだろうか?Kとは同い歳だが、彼には見習うべき所がたくさんある。
K、これからもヨロシク。そしてキャンプ誘ってくれてありがとう。